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医業の経営のポイント

医業経営ー考察

2019.05.09

〔医業の基本〕
① 薬品・診療材料を購入
② 診療行為
③ 診療報酬請求をし、代金を回収して完結

① 薬品・診療材料の購入に対し、代金を支払うまでは、買掛金として債務となります。
② 診療行為までの間は、①の部分が在庫となります。在庫品の管理は重要です。すなわち、①の部分は物ではありますが、在庫品はお金に換算して考えることが必要です。薬品等(お金)が床に落ちていないこと、効能期限の近い在庫品の使用方法を考えデッド・ストックを発生させない。
これらのことから、薬品・診療材料の在庫品のチェックは重要であります。毎月の在庫品のチェック及び報告の方法(経営改善委員会及び管理者)を明確にして下さい。
〔買掛金管理〕
薬品や診療材料を購入して、代金を支払うまでは、買掛金として処理されます。買掛金の管理はいつの分が、どこに、どれ位残っているか確認する作業です。
〔医業未収金管理〕
主なものとして、保険医業未収金、自賠責医業未収金、労災医業未収金、入院患者未収金、(台帳作成)があります。
〔残高可能額計算〕
買掛金残高<医業未収金×50%
○ ポイント
買掛金残高は毎月購入額の平均2ヶ月分位の残高が望ましいと考えます。
〔業績up〕
医療機関の業績を上げるには、「患者の件数を増やす」ことが最大の基本です。それには「受付担当者の患者対応」を考えて下さい。

 

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